書籍の雪崩に抗して:To Sow a New Mentality

──積読の山が崩れる現場から発信される徒なる思案
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2007.04.19 Thursday | 日常・非日常

 アメリカのヴァージニア工科大学で銃乱射事件が起きた。

 おおかたのマスコミの論調は、銃の所持が自由なことが問題であるのに、アメリカの成り立ちからして銃規制がなかなか進まないことを指摘する、というものだった。
 これは決して間違ってはいないのだろう。しかしこういった事件が起こるたびに語られる論点ではないだろうか。新しくなく月並みである。

 私自身はかつて日本で起きた刃物を持った男による小学校での児童殺傷事件を思い起こした。凶器は異なる。だが、どちらの事件も、生に絶望したが、しかし力が余っている者がその力を憎しみへと変え、暴力行為へ走ったという構図ではないかと思われたのである。

 銃を乱射した男の動機はまだわからない。だから私の見立てがあたっているかどうかは分からない。もちろん、そんなことはどうでもいいことでもある。

 だがそれにしても、その同じ日に長崎市長が狙撃されて、翌日亡くなったのは皮肉だ。銃を規制していても、銃による犯罪が起きたのだから。
author : ラ・ゲニア | comments (0) | -

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